心もおどり、回りだす。祭輪

環境にやさしく、混雑知らずで通勤通学にもぴったりの乗り物、自転車。
その気軽さの一方で、大切なルールやマナーを疎かにしてしまいがちです。
このページでは、少し意識するだけで誰もが気持ちよく走ることのできる、自転車マナー情報をお届けいたします。

基本的なルール・マナー

走る前に自転車をチェック

走行前には自転車の状態をチェックしましょう。タイヤの空気圧は適正か、ブレーキはしっかり効くかなどを確認し、思わぬ事故を防ぎましょう。

自転車は車道左側通行が原則

自転車は道路交通法上「軽車両」に定められています。基本的には車道の左側を走行しましょう。やむを得ず歩道を通る際は、車道側を徐行するか、降りて歩くようにしましょう。

スピードの出しすぎに注意

道路の法定速度を遵守することはもちろん、下り区間やカーブなど、スピードが出やすい場所や見通しの悪い場所ではスピードを抑え、無理な走行は控えましょう。

交差点は二段階右折

交差点で車と一緒に右折するのは危険です。時間はかかってしまいますが、二段階右折を心がけましょう。

夜間はライトを点灯

暗くなってきたら必ずライトを点けましょう。 また、後方に存在をアピールするセーフティーライトも付けておくと安心です。

駐輪は決められた場所に

自転車を路上や駐輪場以外の場所に放置することはやめましょう。 自治体の条例によっては、撤去の対象となる場合もあります。

自転車同士のマナー

一列で走行

自転車同士の並走は道路交通法で禁止されています。自動車の邪魔にならないよう、一列での走行を心がけましょう。

車間距離は3m

自転車同士の距離を詰めすぎていると、思わぬ事故に繋がる恐れがあります。前の自転車との距離は最低でも3m開けるようにしましょう。

追い抜くときは横に1.5m

前の自転車を追い抜きたいときは、後方を確認しつつ、右側から1.5mほどの距離を開けて追い抜きましょう。狭い道路の場合、追い抜く人に「右を抜きます」と一言声をかけると良いでしょう。

ハンドサインで好印象

グループライドの際や、後方に自転車や自動車が走っている場合、ハンドサインで自分の行動を伝え、安全を確保しましょう。

もしもの時のために備えを

自転車保険に加入

自転車保険は、自転車で走行中の事故によって自分が怪我をしてしまったり、他人に怪我をさせてしまうなどのリスクに備えるための保険です。 走行不可能になった際のロードサービスなどが含まれているものもありますので、自分に合った保険を探しましょう。

ヘルメットを着用

年齢問わず、ヘルメットは必須アイテムです。 しっかりと頭部を守るためにも、サイズの合ったものを着用しましょう。

お子さんにもヘルメットを

子育て中のパパ・ママにとって子ども乗せタイプの自転車は強い味方。チャイルドシートにはベルトなどがついていることが多いですが、必ずお子さんにもサイズの合ったヘルメットをかぶらせてあげましょう。

取材協力:自転車のきゅうべえ